令和6年度傾聴講演会

 8月24日、傾聴講演会「認知症の人の声を伝えたい」を91人の参集を得て”みなとテラス”にて開催しました。講師には元認知症通所施設長の矢崎タミコさんをお招きしました。

 ここで「老い・認知症を幸せに生きる」ためには、今も昔も人とのつながりと支え合いが大切であり、その基盤に傾聴があると話されました。支援の体験事例として「出来なくなったことでなく、出来ることを大切にする」というお話しには多くの学びがあり、その成果に感動しました。

 傾聴委員会は「傾聴」に特化したボランティア活動を実践する委員会として発足し、もう10年を迎えました。委員会では傾聴のパスポートである「アイコンタクト・笑顔・うなづき」という重要性を深く理解し、傾聴活動ばかりでなく日常会話での取入れも推奨し、これからの傾聴ボランティア活動のひろがりと充実を目指して行きます。

傾聴委員長 中村登美子