美保関沖クルージング

 8月5日(木)に、美保関沖のクルージングにジョイ・マリーンさんから招待を受け、約2時間の素晴らしい景色と涼しい海の風を満喫しました。

 

  10:00am境港公共マリーナを出航。今日は風もなく波も穏やかです。

 
 まずは美保関に寄り、松江市観光協会美保関町支部のガイドさんが添乗して下さり、流暢な説明が始まりました。まずは船を美保関神社の鳥居へ向け、海上から全員で参拝。観光の安全を願いました。


 さっそく美保関灯台がある半島突端の地蔵崎へ。海岸は幾重にも積み重なった溶岩が風化され、上から見ても判らない奇岩が素晴らしいです。その一つが海蝕により出来たゴリラ岩とライオン岩。あまりにそっくりなので笑いました。
海岸はすべて溶岩で埋まっていますが、なだらかな場所には釣り人が。上はジャングルの様に樹木で埋まっているのでどうして降りられるのかと思いましたが、どうやら海岸まで出る細い道があるようです。

 その後に向かったのが半島北側にある竹島です。島根県の島と同名です。半島からわずかに離れており、海からほぼ垂直に切り立った岩壁は、ここから上陸は不能です。ふと海底に目をやるとなんと澄み切った海であることか。直ぐ手が届きそうで美保湾のそれとはまったく違います。途中、素潜りでウニを取っている潜水夫の方がおられました。どこから?と思いましたが、この辺り深く入り込んだ大きな入江には村がいくつか有るようで、入江の入り口には波除けのテトラポットが設置されていました。

 次に向かったのが沖ノ御前島。展望台からも見えますが、実際に行ったのは初めて。灯台が設置してあり、風向きにより2か所から船が接岸できるようにコンクリートの岸壁と手すりが有ります。また岩の上にはしめ飾りがしてありました。ここは海底数十mからほぼ垂直にそびえたった柱の様な島で、実は美保関神社の境内との事でした。

かくしてことぶきクラブ選抜10名の美保関神社まわり参拝団は幸いにも、ほんと幸いにも船酔いもせず全員が無事帰港致しました。
真ん中でピースされているのが、このクルーズ提供のジョイ・フィッシャー・大原 章さんです。


                        総務委員長 上灘 二郎