8月20日に「みなとテラス」にて、「傾聴講演会」を開催いたしました。
講師には米子市 長徳寺住職 小林憲充 氏をお招きし『極楽絵図に学ぶ〜傾聴ボランティアで人の道を支えるとは〜』と題してご講演をいただき、約120名が集い充実した会となりました。また傾聴委員 渋谷博子さんからは体験発表をいただきました。
講師には自らの人権擁護委員、保護司、教誨師等のご経験から、人を支援していく上で大切にしていかなくてはならないものへの気付きをいただきました。
コロナ禍の影響で深刻化する孤独、孤立問題。地域社会の理解と個別に寄添う伴走型支援が欠かせないと改めて教えていただきました。私たち高齢者クラブが取り組む『傾聴』。苦悩する目の前の一人に寄り添い、相手の思いを受け止め、互いの心の絆を結ぶ。そんな取組が地域共生社会を構築するためにも今こそ求められていると強く感じるようでした。
傾聴活動を通して、皆で励ましの輪、支え合いの輪を広げてまいりたいと思います。
境港市長には最後までご参加いただきありがとうございました。
また、この度はじめての会場「みなとテラス」にて戸惑うこともありましたが、職員の方々には親切にご対応いただきました。高齢者クラブということもあり、会場内に不足分の椅子や机を事前に運び入れ準備をしてくださっていたご配慮には、たいへん胸が温かくなりました。
傾聴委員長 中村 登美子