小春日和のなか令和5年2月17日午前10時から東京大学高齢社会総合研究機構専門員 神谷哲朗 先生をみなとテラスにお招きし、「人生100年時代を元気にフレイル対策~やりがいと役立ちがいのすすめ~」と題してご講演を頂きました。200名もの受講者が集い、境港市が推進するフレイル対策にことぶきクラブ会員も共に学び合いました。
境港市長からは始めの挨拶で、「神谷先生には以前より、当市のフレイル予防対策に色々とご指導を頂き、今では多くのフレイルサポーターが育ちました。お陰様でお年寄りも楽しく外へ出かけたり楽しんでおられます。今後もこの活動を更に広めて行きましょう。」との言葉を頂きました。
フレイルサポーターから数々の活動報告のあと、いよいよ神谷先生から、フレイルとはどういうことなのか、その対策はどうしたらよいのかとの講演を頂きました。その中で「地域住民の力でフレイルの予防を推進・生活支援の推進を図る地域活動が重要である。」との説明が。その事例として、高知県仁淀川町・東京都豊島区・沖縄県北中城村等の対応について紹介を頂きました。
健康長寿を伸ばすための3つの柱はとにかく、運動・栄養・社会参加であるとの事。これらを心に念じて人生100年時代を力強く取り組んでいきましょう。
健康委員長 竹内 健治